HOME/MAGAZINE/コート・施設
コート・施設公開 2026.10.14

施設ページで「選ばれる」写真と文章|予約が増える掲載情報の書き方

施設ページで「選ばれる」写真と文章|予約が増える掲載情報の書き方

コート検索サイトや公式サイトの施設ページで、初めての人に「ここなら行けそう」と思ってもらう写真の順番と紹介文の型をまとめました。結論は、設備の自慢より「ひとりで行けるか」「何をすればいいか」が先に分かる並びにすることです。

この記事でわかること
  • 初めての人は施設ページを「ひとりで行けるか → 何を持っていくか → いくらか → どこにあるか」の順に見るので、写真と文章もその順に並べます
  • 写真は「コート全景・受付・初心者会の様子・更衣室・外観」の5枚を自分で撮れば足り、うまい人のプレー写真は要りません
  • 紹介文は100字で「誰向け・何ができる・ひとり参加・手ぶら・次の一歩」を言い切り、料金は1面1時間、枠は「初心者会・体験会・オープンプレー」の3語に統一します

施設ページで初めての人は何を見ている?

初めての人は、施設ページを「ひとりで行けるか → 何を持っていくか → いくらか → どこにあるか」の順に見ています。面数や床材、大会の実績は、この4つが分かった後にしか読まれません。

日本のピックルボールは競技人口約33万人に対して、「興味がある」潜在層が約1,189万人です(2026年3月時点・株式会社ピックルボールワン「日本のピックルボール市場調査2026」)。施設ページを見ている人の多くは経験者ではなく、「やってみたいが、行っていいのか分からない人」です。この人たちの不安は「相手がいない」「ルールが分からない」「ひとりで浮かないか」の3つで、施設ページはこの3つに最初の数秒で答える必要があります。

この記事では、写真の順番、紹介文の型、料金と枠の表記、避ける表現の順に説明します。どれもコート検索サイト・公式サイト・Googleビジネスプロフィールで共通に使えます。

写真は何を何枚、どの順で?

写真は5枚で足り、順番は「コート全景 → 受付 → 初心者会の様子 → 更衣室・ロッカー → 外観と入口」です。1枚目は「どんな場所か」、2〜4枚目は「初めてでも分かるか」、5枚目は「迷わず着けるか」に答えます。

順

写真

答える不安

撮り方

1

コート全景(人なし or 少人数)

どんな場所か・広さ・屋内外

コートの端から全面が入る引き。照明をつけ、ネットを張った状態で。昼間なら自然光

2

受付とレンタル棚

着いたら何をすればいいか

受付カウンター、レンタルパドル・ボール、料金表が同じ画角に入るように。スタッフがいれば笑顔で

3

初心者会の様子

自分と同じ人がいるか・ひとりで浮かないか

参加者がラリーしている場面を後ろ姿か遠景で。顔が写る人には掲載の許諾を取る。笑っている瞬間が最もよい

4

更衣室・ロッカー・シャワー

仕事帰りに行けるか・女性ひとりで行けるか

清掃直後に撮る。女性更衣室は女性スタッフが撮影。ロッカーの鍵・ドライヤーなど設備が分かるように

5

外観と入口

迷わず着けるか

通りから見た建物と入口の看板。駅からの道順の途中の目印があれば追加で1枚

避けたいのは、「上級者の試合の写真」「空のコートだけが5枚」「加工で明るさを上げすぎた写真」の3つです。上級者の写真は初めての人を遠ざけ、空のコートだけでは「人がいるのか」が分からず、加工しすぎた写真は来たときのギャップになります。

写真は自分で撮ったもの、または撮影者の許諾があるものに限ります。インターネット上の画像や他の施設の写真を使ってはいけません。スマートフォンで十分なので、晴れた日の午前中に5枚まとめて撮り、半年に1回撮り直すのが現実的です。

紹介文は100字で何を言う?

紹介文は100字前後で、「誰向け」「何ができる」「ひとり参加」「手ぶら」「次の一歩」の5つを順に言い切ります。施設の歴史や設備の自慢は、この5つの後に書くか、省いて構いません。

型と例文です。

【型】(誰向け)の(どんな施設)です。(できること)。(ひとり参加)。(手ぶら)。(次の一歩)。

【例】ピックルボールが初めての方から通えるコートです。屋内3面で、毎週火曜19時に初心者会、土曜午前にオープンプレーを開いています。お一人での参加が多く、当日スタッフがペアを組みます。パドル・ボールは無料レンタル、手ぶらでどうぞ。まずは初心者会からお越しください。

ポイントは3つです。

  • 最初の1文で「誰向け」を言う: 「初めての方から」「経験者向けの本格コート」など、対象を先に書くと、読む人が自分向けかどうかを1秒で判断できます
  • 「ひとり参加」は根拠を添える: 「ひとりOK」だけでなく「当日スタッフがペアを組みます」「初心者会はお一人の参加が多数です」のように、なぜ大丈夫なのかを書きます
  • 最後に次の一歩を1つだけ: 「まずは初心者会へ」「空き状況は予約ページで」のように、読んだ人が次にすることを1つに絞ります

同じ紹介文を、コート検索サイト・公式サイト・Googleビジネスプロフィール・SNSのプロフィールに使い回してください。表記が同じであることが、利用者の安心につながります。

料金と枠はどう書く?

料金は「1面1時間」を時間帯別に、枠の名前は「初心者会・体験会・オープンプレー」の3語に統一します。「1人1時間の目安」は人数で変わるため誤解のもとで、施設独自の枠の名前は検索している人に伝わりません。

項目

推奨する書き方

避ける書き方

コート料金

1面1時間 平日昼◯円 / 平日夜◯円 / 土日◯円

「1人1時間◯円〜」「お問い合わせください」

個人参加の料金

初心者会 1回◯円(レンタル込み) / オープンプレー 1回◯円

「参加費は枠により異なります」

月額・会員

月額◯円(入会金◯円)・会員のコート利用は無料/1回◯円・会員以外も利用可(都度払い)

「会員制」とだけ書く(会員にならないと使えないと誤解される)

枠の名前

初心者会(初めて〜経験3回以内) / 体験会(初回・レッスン付き) / オープンプレー(集まって試合)

施設独自の名前のみ(「ピクル会」「フリー枠」など)

枠の頻度

「毎週火曜19時」「月2回土曜午前」のように頻度と曜日帯

時刻表をそのまま掲載(変更のたびに古くなる)

最新スケジュール

「最新の日程は公式Instagram/LINEで」と更新先を明記

更新先の記載なし

料金体系は「都度払いのみ」「月額会員のみ」「都度払い+月額会員」のどれかを最初に書きます。会員制の施設でも「会員以外も1回◯円で利用できます」と書けば、初めての人が離れません。

避ける表現と、言い換え

避けるべきなのは「レベル問わず」「初心者歓迎」だけの表記、設備の自慢が先に来る文章、「要問い合わせ」の多用の3つです。どれも施設側に悪気はありませんが、初めての人には「自分向けではない」「面倒そう」と読まれます。

避ける表現

なぜ

言い換え

レベル問わず歓迎

初心者は「経験者ばかりでは」と不安になる

初めての方・経験3回以内の方向けの枠があります

初心者歓迎

ひとりで行っていいかが分からない

お一人での参加が多数です。当日スタッフがペアを組みます

本格仕様のコート / 大会開催実績

初めての人は自分向けでないと感じる

(紹介文の後半か、施設情報の欄に移す)

料金・予約は要問い合わせ

問い合わせる前に離脱する

1面1時間の料金と予約方法を明記。「空き状況は予約ページで」

手ぶらOK(レンタル料の記載なし)

来てから料金を知ると不信感

パドル・ボール無料レンタル / シューズ◯円

お気軽にどうぞ

何をすればいいか分からない

まずは初心者会(毎週火曜19時)からお越しください

「施設からの一言」に何を書く?

多くの掲載サイトにある「施設からの一言」「施設からのメッセージ」欄は、設備ではなく「初めての人への声かけ」を1〜2文で書く場所です。紹介文と同じ内容を繰り返さず、スタッフの顔が見える言葉にします。

  • 「初めての方は、受付で『初めてです』とお伝えください。ルールから一緒にやります」
  • 「女性おひとりでの参加が多いコートです。更衣室・ロッカーもご利用いただけます」
  • 「仕事帰りに手ぶらで来て、1時間動いて帰る方が多いです」

この欄は、施設が自分で更新できる数少ない「生きた情報」です。季節(「冬も暖房あり」)や変更(「◯月から土曜午前に初心者会を追加」)をここで伝えると、ページ全体が更新されている印象になります。

載せた後の見直し

施設ページは月1回、料金・枠・写真・更新先の4点を見直します。情報が古い施設ページは、問い合わせを減らすだけでなく「運営が止まっている施設」に見えます。

  1. 料金・枠: 変更があれば、掲載している全サイトに同じ内容で修正を依頼する
  2. 写真: 半年に1回、5枚を撮り直す。改装や備品の追加があればその都度
  3. 更新先: 「最新は公式Instagram/LINEで」と書いた先が実際に更新されているか確認する
  4. 「施設からの一言」: 季節や変更に合わせて書き換える

よくある質問

施設の写真はプロに頼むべきですか?

必要ありません。スマートフォンで、晴れた日の午前中に「コート全景・受付・初心者会の様子・更衣室・外観」の5枚を撮れば十分です。大事なのは画質より「初めての人の不安に答える順番」です。

紹介文は長いほうがいいですか?

100字前後で「誰向け・何ができる・ひとり参加・手ぶら・次の一歩」が言えていれば十分です。設備や歴史は紹介文の後半か、施設情報の欄に分けて書きます。

料金が複雑で1面1時間で書けません

基本の「1面1時間(平日昼/平日夜/土日)」を先に書き、個人参加の枠は「1回◯円」、会員は「月額◯円・会員のコート利用は無料/1回◯円」と分けて書きます。細かい条件は「料金の補足」として最後にまとめます。

他のサイトと同じ文章を使っても大丈夫ですか?

自分で書いた紹介文であれば、公式サイト・掲載サイト・SNSで同じものを使って構いません。むしろ表記をそろえたほうが利用者は安心します。他の施設やサイトの文章・写真を流用するのは避けてください。

まとめ

施設ページで選ばれるのは、設備が立派な施設ではなく「ひとりで行けるか・何を持っていくか・いくらか・どこか」が最初の数秒で分かる施設です。写真は5枚を初めての人が見る順に並べ、紹介文は100字で5つを言い切り、料金は1面1時間、枠は3語に統一し、月1回見直してください。

PICKLYの施設登録フォームは、この記事の項目(料金の時間帯別表示・月額プラン・初心者会とオープンプレーの頻度・「ひとりOK」の根拠・施設からの一言)に沿って入力できるようになっています。

◆PICKLY(ピックリー)|TOPページ
https://pickly-days.jp

◆PICKLY(ピックリー)|施設登録ページ
https://pickly-days.jp/owner

この施設をシェア